ナノ魔神について

ジャンル | ファンタジー・SF |
著者 | HANJUNG WOLYA |
作画 | GGBG |
出版社 | LINE WEBTOON |
最新話数 | 265話(2025年8月現在) |
掲載期間 | 不明 |
配信漫画アプリ | LINEマンガ ebookjapan |
あらすじ
主人公・天黎雲(てん りうん)は、強大な武力を誇る「天魔神教」の私生児として生まれ、幼い頃から差別や命の危険にさらされて育った青年です。
周囲から疎まれ、常に迫害される過酷な運命を背負っていた彼の前に、ある日、未来から来た人物が現れ、「ナノマシン」と呼ばれる未知の技術を体内に注入します。その瞬間から天黎雲は驚異的な力と知覚を手に入れ、絶体絶命の窮地を脱することに成功します。
やがて彼はその力を糧に、かつては不可能だった修練や戦闘を次々と乗り越え、最強の武人としての道を歩み始めます。しかし、その先には彼を疎んじてきた一族や、巨大な宗派勢力との果てしない抗争が待ち受けていました。迫害を受け続けた少年が、未来の力を武器に運命を切り拓く壮大な武侠ファンタジーです。
俺のレビュー
総評としてはそこそこ面白いという感じの漫画です!!
主人公は敵に関しては容赦なく殺しまくるのでそういう漫画が好きな人はハマる可能性があります。
ちなみに私はそういう主人公は好きなのでハマりました!
また初めからチートというわけではなく修行などにより徐々に強くなっていくので、そういうジャンプの王道系のストーリーが好きな人には合うと思います!
ただ舞台は中国で中国の大衆小説である武俠小説においてよく使われる武林に関しての漫画なのでそういう漫画をあまり見たことがない人にとっては難しい言葉が多いので入っていきにくいかもしれません。
ここからはこの漫画を読んで面白いと思った点を箇条書きします。
- AIのナノマシンとのやり取りがコミカルで、ギャグが少ない漫画において緊張と緩和となっている
- インフレしすぎない
- こいつ腹立つなと思った敵は容赦なく殺すw
まずタイトルでももじっているナノマシンですが、このナノマシンを使って主人公はどんどん強くなっていきます。
そして舞台は武力こそが全ての昔の中国なので、現代の技術のナノマシンとのミスマッチが物語を面白くしてくれます。
戦国自衛隊のように最新技術が昔にタイムスリップしたら系が好きな人はすごくハマると思います!
次にインフレに関してですが、主人公がめちゃくちゃ強くなっても、フリーザやセルといった新しい強い敵が出現するということはなく強いままで物語が進行していくのが結構斬新で面白かったです。
新しい強い敵が出るには出るのですが、そいつはどこかに潜んでいたわけではなく、納得いく理由で強いので作者都合でインフレさせていく漫画に疑問を持つ人は読む価値ありです!
最後に漫画にはこいつマジで腹立つなというやつが出てくると思いますがそういうやつはきっちりと殺してくれますwww
私は腹立つと感情移入させておいてその敵を許すや見逃すという漫画を見るとモヤモヤするのですが「ナノ魔神」の主人公である天黎雲は容赦なく殺します!
ってかそいつ別にそこまで悪いことしてないやんっていうやつも容赦なく殺しますw
お前は後々脅威になりそうだからという打算でも殺しますw
かといって天黎雲が悪者という漫画ではないので、独特な感情が芽生えます!
という感じでその辺のありきたりな王道ファンタジーではないので10話くらいまでは見てみてハマった人は継続して読んでみてはいかかでしょうか?
ズバリ何点?
色々言ってきましたが
私が「ナノ魔神」に点数をつけるとしたら100点満点中ズバリ…
79/100点
です!!
低いように思いますが異世界・転生系漫画を数百種類読んでいる私としてはわりかし高得点です。
全員が面白いと思うような漫画ではないのであらすじやレビューを見て興味を持った方にはハマると思います!
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